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プラス語の驚くべき効果

 こんにちは、ジェスリードの滝口雄太です。
 今日は、自信を大きくする方法の一つであるプラス語の活用について、書かせていただきたいと思います。

 プラス語の活用とは何かというと、「肯定語」「強気な言葉」「自信に満ちた言葉」「良い面を見る言葉」「前向きな言葉」を日常生活でより多く使い、その反対であるマイナス語(弱音、否定語など)を極力使わないようにするというものです。

 

 プラス語を多く使用しマイナス語を控える事によって、不安や畏れが小さくなり、強気と自信が大きくなります。

 肯定的な言葉を使うようにするのは、脳科学の見地からみても、非常に有効だと言われています。

 

 競泳日本代表チームの選手たちに「勝つための脳」について講義を行い、北島康介選手の金メダル獲得など、結果に大きく貢献した事でも知られる、脳外科医の林成之氏も「否定語を使わない」という事をすすめています。

 

 実際に「否定語」を用いると、脳が活性化しなくなるとの事です。

 脳に入ってきた情報は、ドーパミンA10神経群を通り、前頭葉に送られてくるのですが、嫌なことや嫌いな事など否定的な情報がドーパミンA10入ってくると、それらの情報を拒否したいので、神経細胞があまり反応せず脳は活性化しなくなるそうです。

 

 さらに、その状態が続くと、思考のうねりという人間が考えるメカニズムがおきなくなり、ドーパミンA神経群の機能はどんどん低下し、結果的に意欲の減退や思考力の低下を招きます。

 

 なかなか、難しい事をつらつら書きましたが、要は「否定語」を使うことは、やる気を失うし、良いアイデアも浮かばなくなるし、マイナスにしか働かないという事です。

 

 日本では昔から「言葉には魂が宿る」と言われており、結婚披露宴などお祝いの席では、「別れる」「切れる」「離れる」など縁起の悪い言葉として使いませんが、脳科学からみても「言葉の持つ力」というのは非常に大きいと言えます。

 

 だからこそ、ジェスリードではプラス語の活用をオススメしています。

 一日に発する言葉を注意深く観察してみると、無意識に沢山の「弱音」「否定語」「マイナス語」を発していることに気づきます。疲労がたまってくると、「疲れた」とか、仕事がたまってくると「これは、終わせる気がしない」とか。

 

 実は、厳しい状況だからこそ、マイナスな言葉を発してはいけないのです。先ほど、脳のメカニズムでもいったように、厳しい状況で、「否定的な言葉」を口にすると、脳の思考力を低下させる事になり、ますます状況を悪化させる事につながります。ですから、常に発する言葉に注意を向け、マイナス語を口にしたくなったら、プラス語に変換し言葉にするのです。

 

 ここでポイントは、「一呼吸おいて話す」です。

 無造作に思いつくままに話をしてしまうと、どうしても否定語が多くなってしまうので、頭に浮かんだ言葉がマイナス語でないかチェックをして話をするのです。たとえば、頭の中に「疲れた」というワードが浮かんで来たら、「ここまで頑張ってる自分はえらい!!きっとこの努力は必ず自分の肥やしになる!!」とプラス語に変換して発するのです。

 

 そうする事で、脳をフル活用できますし、そのプラスの言葉によって自信とやる気がおおきくなります!!頑張る気力が湧き上がり、疲れが軽くなります!!

 

 是非みなさんも実践してみてください。実践する事で、今までより努力できる自分の変化に気づけるでしょう。また、以前よりも仕事の効率や能力が上がっているといった嬉しい変化に気づけるかもしれません。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。