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嫌われる話し方 好感を持たれる話し方

こんばんは、JESLeadの滝口雄太です。

今年も、残すところ一か月となりました。来年には就職や転職、進学を控えている方もいらっしゃると思います。

2018年が終わり、年明けには新たなチャレンジをしたいと決心している方もいるかもしれません。

新たな環境に飛び込む場合、一番不安に思う事はやはり人間関係ではないでしょうか?新しい出会いがあり、周囲と円滑なコミュニケーションを取れるか、避けられたりしないかなど、自分自身が人見知りだと思っている方にとっては特に、悩める問題です。

そこで今回は、人に不快感を与えない話し方、好感を持たれる話し方について紹介していきたいと思います。

 

まず、最初に人に不快感を与えてしまう話し方はどのようなものがあるか考えてみます。

 

1.自分が言いたいことばかりを話す

2.相手の話の腰を折る

3.上から目線でアドバイスする

4.相手の発言、考え方に否定から入る

5.早口で捲し立てる

 

以上の5つのような話し方をしてしまうと、あまり良い印象にはなりません。

「自分がいいたいことばかりを話す」とは、自慢話や過去の武勇伝などがあります。話をしている本人は、気持ちのいい場合が多いかもしれませんが、聞いている側にとっては、苦痛になってしまう可能性が非常に高いです。

「相手の話の腰を折る」とは、相手が話をしている途中で、「私も同じで~」「俺の場合は~」など、相手が話し終える前に、自分の話をしてしまう事です。どうしても話を聞いてもらいたい時など、途中で遮られてしまうと非常に嫌な思いをします。

「上から目線でアドバイスをする」とは、話をきいてほしいだけなのに、それはダメだとか、もっとこうしなければならないとか、過剰にアドバイスをする事です。相手が、心から尊敬している人からのアドバイスや助言の場合、それほど嫌な気分になりませんが、同世代や同僚からの過度のアドバイスは聞きづらい場合があります。

「相手の発言、考え方に否定から入る」とは、どんな話に対しても、「でも、本当にそうなのかなぁ」とか、「でも、もし予想と違かったらどうします」など、ネガティブな意見ばかりを口にしてしまうという事です。ビジネスの場合、リスクマネジメントとしては、絶対に必要ですが、プライベートな会話の場面で、ネガティブで否定的な発言ばかりをされると、相手としてはこの人に話をしたくないと思われてしまう可能性があります。

「早口で捲し立てる」とは、早口で一方的に話続ける事です。ビジネスの場面において、早口で捲し立てるように指示を出されると、恐怖を感じます。また、早口でしゃべり続けられることで、こちらが言葉を挟むタイミングがなく、ずっと聞き役に徹しなければならない状況になり、疲れてしまいます。

 

それでは、逆に好感を与える話し方とはどのようなものでしょうか?

JESLeadでは、「やさしく穏やかな話し方」をオススメしています。この話し方は、相手に好感を与え、信用され、また自分が伝えたい気持ちや考えを分かってもらえる話し方になります。

 

「やさしく穏やかな話し方」をより細分化すると、次の3つの話し方を守った話し方になります。

 

1.ゆっくり丁寧に、真心を込めて大事に話す

2.どっしり落ち着いて、間を開けて話す

3.最後までじっくり聞く、決して話の腰を折らない。

 

「ゆっくり丁寧に、真心を込めて大事に話す」とは、早口にならないように注意し、ゆっくり穏やかに話すことを心がけることです。また「一つ一つの言葉を大事に放つ」と表現できます。私たちが普段、無意識に無造作に話をしてしまう場面が多いですが、思わず発した言葉で相手に誤解を与えたり、嫌な思いをさせてしまい、不必要な問題を生み出している事があります。

特に、親しくなればなるほど無意識に話しをしてしまうので、一つ一つの言葉を慎重に選び、心を込めて大事に話をするよう心がけましょう。

 

「どっしり落ち着いて、間を開けて話す」とは、焦る気持ちや慌てる気持ちを抑えて、心を落ち着けて適度な間を取って話をするよう心がける事です。

会話の上手な人は、「間の取り方」が上手な人といっても過言ではありません。

「間のない話し方」をしてしまう人の心理としては、自分の気持ちを早く言い切り、反論や疑問、口を挟まれたくないという思いがあります。

間をとることによって、反論や批判など大いに相手に口を挟まれますが、そこがチャンスです。

反論や批判を聞く事で、相手の考え方や想い、時には願いを知る事ができます。また最後まで相手の話をじっくり聞く事で、安心感と信用を得られます。そして、「この人は自分の意見を押し付けるような人ではない」と相手に印象付ける事ができ、「この人は安心して話を聞ける相手だ」と思ってもらえる事に繋がります。

 

「最後までじっくり聞く、決して話の腰を折らない」とは、相手の話に集中し、最後まで口を挟まずにじっくり聞き、「相手の願い、悩み、不安」を感じ取っていく事です。

相手にいかに気持ちよく話をしてもらうかが、非常に重要です。またその中で、相手の願いや、悩み、不安を感じ取り理解することで、信頼関係が深まります。

 

これらの話し方を急に実践することは、今日の明日にすぐできることではありませんが、日常で意識して話をすることで、相談されることが増えたり、友達からの電話が増えたりなど、周りの対応の小さな変化を感じることができるようになります。

新生活に向け、好スタートをきれるよう、是非実践してみてください。

ここまで、ご覧いただきありがとうございました。