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人の目が気になる人の対処法

こんばんは。ジェスリードの滝口雄太です。

みなさん、突然ですが人の目を気にしてやりたいことをしなかったり、周りの視線を気にしすぎて疲れてしまった経験はありますか?

 

中には、まったく周りの目など気にしないという方もいらっしゃると思いますが、大半の方は気にした経験があるのではないでしょうか?

 

そこで今日は、人の目が気になる心理と対処法について紹介していきたいと思います。

 

まず、最初に人の目が気になってしまう心理状況について説明させていただきます。

人は、どのような心理で人の目を気にしてしまうのでしょうか?

 

一つの心理状態としては、自己評価が圧倒的に低い状態です。

自己評価とは、自分、または他人の基準と比較して、自分の価値を決める事です。

自己評価が低い場合、常に自分に対して批判をして、自己嫌悪に陥り短所にばかり目がいくようになってしまいます。たとえば、「自分にはこういった経験がないから役不足かもしれない」「人見知りな部分があるから、つまらないと思われているかもしれない」など、足りない部分に目がいき、不安、はずかしい、悲しい、イライラなどネガティブな感情を引き出しやすくなります。ネガティブな感情が強い場合、仕事をする上でも、日常生活においても、自身のベストパフォーマンスを発揮しづらいので、さらに自信を失ってしまうという悪循環に陥る場合もあります。過度の自信喪失は必要以上に周りの目を気にしてしまうことにつながります。

 

二つ目は、過去の失敗や嫌な思いのイメージに囚われている状態です。

過去に受けたいじめ、陰口、失敗、はずかしい思いなどの経験が、深層心理に傷として残っており、似たような場面に遭遇した際に、その時のイメージがフラッシュバックしてしまう事があります。

本人にとっては、決して繰り返したくない経験になるので、周りの人に馬鹿にされないか、不快感を与えていないかなど、必要以上に発言や態度を気にするようになります。

心に深い傷を負ってしまうと、その傷は何十年も消えず、思考の癖として、自分自身を苦しめてしまうものです。

 

三つ目は、自分自身を必要以上に良く見せたいという心理状態です。

人は誰しも、人から認められたいという欲求があります。また、適度に見栄を張る事で、自分自身を鼓舞し、良い意味での緊張感を生み出す場合もあります。しかし、度を越えて必要以上に自分を良く見せようとする人は、虚栄心に支配されてしまっている可能性があります。虚栄心に支配されると、周りからの評価を異常に気にするようになるので、人の目を必要以上に意識してしまいます。現代は比較社会です。インターネットやSNSの普及により、ますます自分自身を良く見せたいという虚栄心をあおるような環境になっています。そこで、レンタル彼氏、レンタル友達など一昔前では、考えられないようなサービスも生まれました。それだけに、人の目線を気にする人が増えたとも言えます。

 

それでは、どのようにしたら必要以上に周りの目を気にしなくできるのでしょうか?

それは、正しい判断基準を持つ事です。

自分自身を過小評価する人も、自分自身を必要以上に良く見せたい人も、なぜそうなってしまうかというと、判断基準を他人の評価にゆだねているためです。正しい判断基準を持つとは、自分自身の尺度で自分を判断することです。

 

他人の評価とは千差万別です。人によっては、その人が所持している資産で評価する人もいますし、またはその人が行っている行動、活動によって評価する人もいます。

つまり、すべての人から評価を受けるためには、すべての人が同じ価値観で判断してもらわなければ不可能と言えます。ですので、自分が尊敬する人、信頼している人の指導や評価は心に留め置くようにし、その他の評価にはあまり気をとめず、自分ができたのかできなかったのか自分自身で評価する習慣を身につけましょう。

 

しかし、過去の経験やトラウマにより、周りの目を気にしてしまっている人の場合は、そのトラウマや心の傷の原因を取り除かなければ問題解決は難しいと言えます。

心の傷やトラウマの原因と向き合うためには、共に寄り添ってくれる信頼できる存在が必要不可欠です。もし、近くに相談できる相手がいない場合は、弊社にご相談ください。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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