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書くことで悩みを解決する方法

こんにちは。ジェスリードの滝口雄太です。

近年、スマホやタブレットの普及、ペーパーレスの促進により、「紙に書く」という行為が一気に少なくなった人も多いのではないでしょうか?しかし、書くという行為は得るものが多く、脳を整理し、悩みの原因を知る上でも、非常に有効です。そこで今日は、書くことによる問題解決について書かせていただきたいと思います。

 

ところでみなさん、自分の気持ちや悩み、思ったことを紙に書いたという経験はおありでしょうか?現在だと、自分の心に留め置けない思いをツイッターなどのSNSにつぶやく人もいるかもしれませんが、できれば紙に書く事をお勧めします。

 

書くという行為は、脳を活性化する効果があります。さらに書くことで記憶力がアップしたり、ボケ防止にも効果があるそうです。

これだけでも、十分書くという作業のメリットがありますが、悩みを解決する上で非常に有効です。それは何故かというと、悩みやストレスなどの感情をすべて紙に書き出す事で、頭の中でグルグルと回っている思考のうずを止め、自分自身を客観視することができ、問題の原因が見えてくるからです。

 

思考するという事は、エネルギーをたくさん消費します。さらに、それがネガティブなものであれば、疲労感はそうとうなものになると思います。寝る前に、不安や悩みを考え出して、いつの間にか1時間とか2時間がたっていて、2時間たっても何も解決策がみつからず、ただただ疲労感だけが残り寝不足になるという経験をされた方もいるのではないでしょうか。

そこで、紙に悩みや思い、感情を書き出すのです。すると、頭の中で考えていたことが具体的になります。文字として目に見えるようになることで、漠然とした不安感の実態が見えてくる場合もあります。意外に、書き出してみると自分自身ではあれこれ悩んでもどうにもできない事だったり、ほんとに小さなことに悩んでいたなと気づけたりします。

ですので、是非悩みやストレスが溜まってきたなと思ったら、紙に書き出してみてください。

 

ただ、急に「書け」といわれても何をどう書いていいかわからないという方もいらっしゃると思いますので、弊社で行っている問題解決のフレームワークを紹介します。参考までにご覧ください。

 

弊社では、四段階思考法というフレームワークを行っているのですが、次の4つの手順で書き出していく方法になります。

 

①問題を明確にする

②根本原因を見つける

③解決方法を考える

④実行計画を考える

 

まず「問題を明確にする」ことから始めます。現在、「苦しい」「辛い」「嫌だ」と思っている事を箇条書きでいいので書き出します。書き出した内容をもとに自分が何に苦しんでいるのか、嫌がっているかを見つけ、さらにどうしてそれを「苦しい」または「辛い」と思うのかを深く考え書き出します。

 

次に「根本原因を見つける」という段階に入ります。第一段階で書き出した内容をもとに、「何が原因で問題が起きているのか?」を冷静にじっくり考え、紙に書き出します。原因を見つけるという事は、非常に難しい作業になるので、どうしても見つからない場合は、必要に応じて信頼できる人に相談したり、それに関連する書籍を読んでいただくことをお勧めします。

 

第三段階が、「解決方法を考える」段階になります。これは根本原因をどのようにして解決するか、その方法を考え書き出す作業になります。根本原因がはっきりしていれば、ただ漠然と頭の中で悩んでいた場合とは比べものにならないくらい、的を射た解決方法が見えてくるはずです。

 

そして、最後の段階が「実行計画を考える」段階になります。解決方法が見つかっただけで満足してしまうと、また同じ問題で悩みや苦しみを生み、ストレスを抱え込んでしまうというケースが少なくありませんので、見つけた解決方法を「いつ、どこで、何をどのように実行するのか?」、スケジュールを立て書き出す作業になります。分かっていても、なかなか実行できないのが人間ですので、自分の生活パターンに合わせスケジュールを作成することをオススメします。

 

以上、簡単に四段階思考法を使ったフレームワークを説明させていただきましたが、ただ自分の気持ちを紙に書き出すだけでも十分に心を整理し、ストレス発散になりますので是非おためしください。

 

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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